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2010年2月14日 - 2010年2月20日

2010年2月14日 (日)

バンクーバーに想う<特に報道

ツイッターをしていると…
無制限のチャットルームにいるように
全国の人たちと、リアルタイムで、同じ画面を見ながら
応援する興奮を味わえる。

ツイッターが生まれて初の五輪中継は意義深い。

さて…そんな中、感じるのが
報道する側の姿勢。

特に、NHKと民放の違い。

あくまで客観的な放送に徹するNHK。
一方、愛国心と”その瞬間”での興奮の頂点を
意図的に演出しようとする民放。

もちろん、某広告代理店仕切りの元、
多くのナショナルスポンサーを有して
国民的関心による視聴率の効果的な高揚を狙うのは大事。

しかし、その誘導が、
スポーツ報道の”大事”な部分を損なっている。

「いける!」「金を狙える!」…といった
事前の盛り上げの過剰さは、専らプラスの部分のみを
強調し、負の部分は意図的に隠しているのではないか?

中継特番時、スタジオ部分での煽りはもとより、
JC中継回線の放送部分でも、
「○○登場は、このあと!」などのスーパーで
視聴者のチャンネル離れを抑える。

注目選手以外の部分や日本選手以外の部分は
競技後の採点結果発表を待たずCMを”処理”。

注目選手が、いざ…メダルを逸した時の
心情に訴える演出。

「参加することに意義がある」と言いつつ
結果を第一とする報道姿勢には、うんざり。

競技では無いが…
開会式特番もしかり。
日本時間の午前中に現地で開催されており、
録画中継放送(それもダイジェスト)でありながら…
冒頭から、一切「録画」である事を紹介しない。

入場行進以外の演出部分を容赦なく切り刻む。

この放送”だけ”を見た視聴者は
日本選手団の入場だけをしっかり見せられ
それ以外について、本来与えられるはずの感動を
享受する事は出来なかっただろう。

2時間という与えられた枠の中で、
押さえるべき部分(各国の入場映像を流す義務)を
とりあえず流し、あとは”雰囲気”を伝える…

それは演出といえるのか?

もちろん、NHKのように3時間たっぷり時間を取って
ノーカットで放送する…その分の枠を取る…というのは
簡単だ。しかし、民放の宿命…枠が限られるのは
仕方無い。編集するにも時間が無い(半日しかない)
という時間的厳しさがあるのも解る。
ただ、そこに…
視聴者に…感動してもらおう、最高の物を見せよう…
という気概が感じられないのだ。

競技での意図的な演出と共に、もっと批判されて
しかるべき…と思う。

まだ大会が始まって間が無いが…民放各局のスポーツ担当局の
真摯な姿勢での番組制作を切に願いたい。

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