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2010年3月

2010年3月28日 (日)

新ドラマ峰打ち① 素直になれなくて

事前の噂通り、実際ツイッターを活用している人間にとって、
大変苦痛…というか、不快なドラマでした。

いや。言い方が正しく無いですね。 不快な脚本でした…です。

役者の芝居は、素晴らしい表現ですし、演出も丁寧です。

特に撮影、照明、編集は、とても良く仕事されています。

ただ…唯一いちゃもんつける対象が脚本。

具体的に言うと…

出会いと、恋と、恋愛や友情、その中でのすれ違い、誤解、和解…苦悩。

そういった要素は、時代に関わらず、共通の要素であり、
転がし方は、視聴者を揺さぶるテクニックです。

北川さんの狙いは、
ツイッターという最新のメディアを題材にする事で、
所謂トレンディテイストを出し、興味を集める…
という事であり、物語の発端、ベースに置こうとするものです。

ただ、その根底にあるのが、
実社会とは別の、バーチャルな社会への否定的な考えである事が、
素直になれなくて…というタイトルと、
中盤で描かれる登場人物たちの実社会での苦悩に描かれています。

しかし、急速に成長を続けるツイッターにおいて、
その認識自体が、大きくずれている事は、
今夜放送中、タイムライン上で繰り広げられた批判、
失笑の嵐で明らかです。

鉃道の描写に対する鉃道ファンのツッコミ等とは、
明らかに性質の違う意見…

これを、作り手側がどう捉えるか?今後のストーリー展開が気になります。

もっと言うなら、
安易なヒット狙いのパターン展開で、こなす執筆だけでは、
視聴者は付いて来ない…
21世紀のテレビドラマの視聴者は目が肥えています。

もっと綿密な取材で題材の本質を捉える努力をしないと…。

脚本  (☆)星無し
演出   ★★★☆
演技   ★★★★
撮影   ★★★★
印象度   ★
総合   12.5点(★★☆)

全部、北川さんのせい笑。

どれだけ現場が頑張っても、ホンがダメだと…残念。

【補筆】
昨夜、iPhoneから打ったら改行出来てなかったので
修正しました。

しょうもない事ですが…
御大=北川さんくらいになると、
現場もみんな年下で、モノが言えない状況でしょう。

ココは、Pはしっかりしてもらわないと…

しっかりと軌道修正して頂きたい。

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2010年3月21日 (日)

2010年ドラマ各賞発表

ツイッターばっかりやってるせいで…
2週間更新空いてしまいました。

そうこうしてるうちに…すでに期首編成に入ってます。

各局特番続き。
そして、ドラマも最終回ラッシュ。
今日「特上カバチ」最終回でした。

ってことで…もう自分的に結果も出てるので、
書いちゃいます。

それでは各賞発表。(◆続編で第1話評価していない作品)

主演男優賞… (該当者無し)

主演女優賞… 菅野美穂(曲げられない女)

助演男優賞… 谷原章介(曲げられない女)
          奥田瑛二(宿命1969-2010)
         ◆高島政宏(ブラッディマンデイ)

助演女優賞… 永作博美(曲げられない女)
          杏(泣かないと決めた日)
          上原美佐(宿命1969-2010)

新人賞…    (該当者無し)


演出賞…    石川淳一(泣かないと決めた日)

脚本賞…    遊川和彦(曲げられない女)

撮影賞…    「宿命 1969-2010」

編集賞…    「曲げられない女」

効果賞…    「泣かないと決めた日」

企画賞…    「特上カバチ」

主題歌賞…   miwa「don't cry anymore」(泣かないと決めた日)

音楽賞…    池 頼広(曲げられない女)

作品賞…    「曲げられない女」
          「泣かないと決めた日」

…正直、今回は…ごめんなさい!!!1つに決められないっ!
「曲げられない女」の3トップの熱演にも…
「泣かないと決めた日」の重いテーマを見せ切る力にも…
うん、負けましたw。

振り返れば…遊川さん&池さんといえば「女王」コンビなのよね。
ちょっと演出面で、パターン笑い入ったり…最終回で、
ベタな未来まとめ入れるなど…軽いところもありましたが、
何よりも、シャッターが開いた時の爽快感と
見終わった時の充実感は、素晴らしかった。

一方、幼く見える榮倉はんで、見る前不安でしたが、
この重いテーマの作品の1クールで、
キャラクターの成長と芯の通った所がしっかり出せたし、
昼ドラ的どろどろを、スタイリッシュな画で見せた演出力には
拍手です。杏の成長にも大拍手。

「宿命」は…期待していたほどの分厚さが無かったのが
残念ですが、演出と画作りで踏ん張ってました。
◆付き(高島はん)は、なんとも強烈なキャラへの評価。
結局、あの人はなんだったんだ!?…という
肩透かしも含めて(笑)。

まあ、今回、続編が多く…第1話評価したのは9作品のみ。
次期から…続編もチェック対象にしないと、タマ数が
今後どんどん減って行きそうな予感もします。
そのための布石として◆付きを急遽設けました。

ただ…安定した常連客(視聴者)の獲得を狙う続編は、
一方で、現場でのプレッシャーも相当なものでしょう。
今期、「ブラッディ」しかり「コードブルー」しかり…
なかなかシーズン1、前作を超えるのは難しいと見えます。

特に残念だったのは…「ブラッディマンデイ」。
恐らく視聴対象を下げたんでしょう。
前作に比べると、ホンも演出も演技さえも…
解りやすさを目指したように見受けられ、
逆に、アラが出てしまったと思います。
あの最終回だと、続編若しくは映画化があるんでしょう。
果たして、どう転がすのか?
もう少し、分厚くなる演出を願いたいところです。

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2010年3月 3日 (水)

ラジオとツイッター

…の親和性は、TV以上に…論ぜられてます。

実際、TVでの活用より、ラジオでの活用のほうが

展開が速いように、感じられます。

そんな自分の番組でも…実験的ではありますが、

ツイッターを使いつつ、放送しています。(OAでは告知せず)

よく…ツイッターの発言でも目にするのは、

出演者自らが、放送中にもつぶやく…というもの。

これは、リスナーとの交流という面で、有効でしょう。

ただ…日々、実験を繰り返して思うのは、

番組独自の使用法の開発も大事なんだろう…ということ。

現在「TOWN CROSSING」で行なっているのは…

基本的に…番組で紹介した情報のリアルタイム発信です。

特集で紹介したお店やグッズの紹介を…

OAでトークしてる”その時”に…ソースをリンクで出しています。

さらに、フリートークで出演者が出したネタ元や

紹介した物も、その場でUPしています。

情報番組としては…こういった使い道もあるのかな?と。

一度、スタジオ内の映像を…実験的に生でUPした事が

ありました。が…これについては、現在、個人的な思いの中では

否定的です。

「耳」で聞き、各自が「思い描く」というラジオの本質から

背く行為のような気がするのです。

スタジオの様子を生で流すラジオ番組は、続々増えていますが

「目」で見る行為は、それ自体が具体化してしまい、

「耳」で聞く意識は薄れてしまいます。

想像し、自ら考える事を失うと…それはラジオでは無くなります。

この点だけは、しっかりキープしたい…そう思います。

古い?…古いでしょう。でも、いいんです。

ラジオは古いメディアですから。

じゃあ、なぜツイッターを活用しようとするのか?

それは「書く」アイテムだから。

ハガキ、FAX、eメール、携帯メール、BBS、チャット…
そしてツイッター。どれも、リスナーは”執筆”し、
こちら側へ、自分の想いを伝えようとするのは同じです。

違うのは…そのスピード。

情報や思いが、瞬時に伝われば、それだけ
温度が保たれたまま、相手に届きます。

即時性だけでは無いですね。共有性。

1対1ではなく、それを”誰も”が傍観し、入り込める。
そして、共有できる。
その可能性は、恐ろしく強大です。

今回のチリ地震や、少し前の…大雪、新幹線停電…
ツイッターでの、情報の即時性と共有性、
そして…安心感さえ醸し出せる事が解りました。

そんなところが、ラジオとの親和性に現れています。

だって基本、生放送ですから。

現在、タウンクロッシングのアカウントでは、
70人程度のフォロワーしか付いていませんが、
これが、もっと広がれば…もう少し、番組を取り巻く環境も
変わってくるのかも知れませんね。

いちおうアカウントを出しておきましょう。
@fmport_tc

新潟の皆様、若しよろしければ、平日の午後、
ご一緒しましょう。

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