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2010年1月31日 (日)

ゴールデンスランバー

北光社が大変な事みたいですが…(それが別記事で)

そんな中、土曜公開になった「ゴールデンスランバー」を
T-JOY新潟万代で見てきました。

ラス2上映、観客は10名程度でしょうか。

寂しい。

しかし、作品のほうは、最高に面白いエンターテイメントに
仕上がってました。

首相暗殺と、濡れ衣を着せられた一人の男の逃亡劇…

もしかしたら、TVドラマから映画になった
ハリウッドの「逃亡者」の二番煎じ的なものか?と
思ってましたが、なんのなんの!
極めて日本的なバックボーンを持っていて、
単なる逃亡劇に終わらない、
ある意味、本家を凌ぐ面白さです。

逃げる主人公(堺雅人)が、スーパーヒーロー的に
敵の目をかいくぐり…危機をすりぬける…のか、
という予測を裏切り、最後また単なる一市民。

いつ自分に降りかかってもおかしくない、
そんなキャラを見事に描いていました。

何よりも、タイトルや、主人公の過去、人柄が
しっかり、クライマックスへ向けての大伏線として
張り巡らされている脚本にも拍手。

エンドロールを見ると、3人による共同脚本…
なんか黒澤全盛期のエンタメ系作品群を彷彿させる
厚みがありまして…

もちろん、細かい部分で言えば、
ツッコミどころも満載ではあります。

しかし、そんな”不必要”な部分を見事に削ぎ落とした
潔さのほうに、逆に拍手を送りたいと思います。

また、強大な国家権力と市民…とか
人はこうあるべき…とか
面倒臭い描写表現も無く、
この手の映画では珍しく、見終わって、スッキリと
爽快であったかい気分にさせてくれる…
とても好感の持てる後味。

まだ1ヶ月ですが(笑)2010年5本の指に入りそうな
映画でした。

脚本 ★★★★
演出 ★★★★
演技 ★★★★☆
撮影 ★★★☆
印象度 ★★★★
総合…20.0点(★★★★)

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