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2010年1月

2010年1月31日 (日)

北光社最後の日、市民が残す…

9時閉店のはずが、名残を惜しむ人たちで
9時40分現在、まだシャッターは閉まってないようです。

ツイッターでフォローさせてもらっている
@utusiken さんが、U-STREAMを使い、
i-Phoneで、ずっと生中継をしています。

もちろん、この時間は…
NHK、民放ともに、東京発の全国ネット番組を放送、
ローカルニュースとて、深夜に実質1分半ほどしか
放送できない訳で、それを”生中継”で
ずっと記録する…できる…という事自体、
画期的なことでしょう。

昨日、ジュンク堂でのサイエンスカフェでも、
一般市民レベルで、動画を生中継(ダダ漏れ)できる
現状を危惧する…そんな話の部分もありましたが、
こういう…市民”だからこそ”できる生中継という
その意義は…大変大きい事だと思います。

もちろん、そこには送り手が、
確固たる意識の持ち手である事が大事です。

単なる野次馬的”目撃者”だけでは
ネットを通じて、多くの人に送り届ける”意味”は
イッキに低いものになり兼ねません。

いま、撮影する”対象”について、
自分が”何”を”どう”伝えるべきか?
自分の目を通して、そこから”何”を訴えるべきか?
…それを持ち備えた人こそが、
ダダ漏れの権利を得る事が出来る…ということです。

そういう意味では、今夜の、北光社生中継は
新潟市民にとって、大変大きな意味ある映像だったのでは?
…と感じました。

そうこうしてるうちに、カーテンが全て閉められ、
中継が終わりました。

今夜、また、古町の灯が1つ消えました。

あんでぃさんの今夜の記事

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ゴールデンスランバー

北光社が大変な事みたいですが…(それが別記事で)

そんな中、土曜公開になった「ゴールデンスランバー」を
T-JOY新潟万代で見てきました。

ラス2上映、観客は10名程度でしょうか。

寂しい。

しかし、作品のほうは、最高に面白いエンターテイメントに
仕上がってました。

首相暗殺と、濡れ衣を着せられた一人の男の逃亡劇…

もしかしたら、TVドラマから映画になった
ハリウッドの「逃亡者」の二番煎じ的なものか?と
思ってましたが、なんのなんの!
極めて日本的なバックボーンを持っていて、
単なる逃亡劇に終わらない、
ある意味、本家を凌ぐ面白さです。

逃げる主人公(堺雅人)が、スーパーヒーロー的に
敵の目をかいくぐり…危機をすりぬける…のか、
という予測を裏切り、最後また単なる一市民。

いつ自分に降りかかってもおかしくない、
そんなキャラを見事に描いていました。

何よりも、タイトルや、主人公の過去、人柄が
しっかり、クライマックスへ向けての大伏線として
張り巡らされている脚本にも拍手。

エンドロールを見ると、3人による共同脚本…
なんか黒澤全盛期のエンタメ系作品群を彷彿させる
厚みがありまして…

もちろん、細かい部分で言えば、
ツッコミどころも満載ではあります。

しかし、そんな”不必要”な部分を見事に削ぎ落とした
潔さのほうに、逆に拍手を送りたいと思います。

また、強大な国家権力と市民…とか
人はこうあるべき…とか
面倒臭い描写表現も無く、
この手の映画では珍しく、見終わって、スッキリと
爽快であったかい気分にさせてくれる…
とても好感の持てる後味。

まだ1ヶ月ですが(笑)2010年5本の指に入りそうな
映画でした。

脚本 ★★★★
演出 ★★★★
演技 ★★★★☆
撮影 ★★★☆
印象度 ★★★★
総合…20.0点(★★★★)

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2010年1月30日 (土)

ツイッターの可能性を新幹線に見た

このところ、ブログの更新が…めっきり減りまして。

それもこれも、ツイッターを始めたからでして。

既にフォロー、フォロワーともに200を超えました。

ま、他愛ない日常のつぶやきの交換がほとんど。

ですが…ラジオ屋業界、特に東名阪の皆さんは
熱くツイッターと放送の融合に熱くなっておられます。

なんとか新潟でも…とは思ってますが、
なかなか…。

そんな中、今日の午後…東海道新幹線が
停電で止まる…というニュースが飛び込んできました。

もしや?…と思って、ツイッターで検索掛けると、
やはり…というか、大混雑の駅で戸惑う人から、
これから乗ろうとしてて、困る人、
そして、車内に閉じ込められて悶々とする人…
さまざまなつぶやきが、どんどんとタイムラインを
占領していきます。

ただ、
どーなってるのか?…とりあえず、つぶやく人が多い。

ツイッターの利点は、仲間内”だけ”の交流だけでなく
フォローしてるしてないに関わらず、
検索で出たつぶやきは全て見る事が出来、
返してあげる事が出来る…
そんな、生け垣状態にあります。

そこで「新幹線」で検索掛けて、時と場所と情報性が
つぶやきの中身に感じられるモノを、どんどんと
リツイート(転載)掛けて、自分のツイッターを
フォローする人たちに、届け続けました。

本来なら、そこに自分の言葉も加えるべき…
かも知れませんが、今回は、あえて、公式RTで
そのまま流していきました。

戸惑う人には「誰か」が手を差し伸べるかも知れないし、
最新情報を欲してる人には、誰かのツイッターを通して
目に入るかも知れない。

そんな無限のネットワークの可能性を信じて
こそこそと…情報を追い続けた訳です。

夜中になる今も、遅れたままのようではありますが…
午後5時13分に無事、運転は再開されました。

そこまでの約1時間…作業を続けました。

実際、NHKも、ニュースは時々挿入されるだけ。
またTVを見れる状況の人は、外出中の人には
なかなか視聴されにくい。

そんな情報枯渇な中の、ツイッターの速報性と
立体性を実感した次第です。

たとえばFMラジオの場合…
特に、ニュースを読み慣れないDJの場合、
速報が入り、原稿に起こされ、下読みし、
曲終わりを待って、放送する…という、
いわゆるタイムラグの発生は、避けられません。
しかし、
たとえば…スタジオブース内で、
ツイッターで検索掛けて、どんどん流れる情報から
有益な物を選択して出す事が出来たら…
リスナーにとっても、大変役に立つと思います。

まさに「ライフライン」。
地震や台風の時でも、これは活用できます。
もちろん、個人でツイッターを活用すれば、放送は
関係無い訳ですが、ツイッターユーザー以外の
一般リスナーみんなに有益な情報となるわけです。

放送といえば、いわゆる”裏取り”を気にする面もあります。

しかし、普段、リスナーからのメールも、
それは信頼して…そのまま紹介するわけで、
間違いは付き物。

CNN立ち上げ当初も、同様のツッコミが
既存の3大ネットや紙媒体からあったといいますが
CNNは、速報にこだわり、24時間放送(垂れ流し)だからこそ、
「後で訂正していけばいい」という姿勢に徹した…といいます。
特に災害時、大事なのは…「いま」。
そういった意味では、このツイッターの即時性こそ
ラジオで活用すべきモノ…と
確信しました。

なんとか、ポートの中ででも、信者を増やしたいところです。

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2010年1月24日 (日)

新ドラマ峰打ち8<左目探偵EYE

タマにあるんですよ。

オープニングから”受け付けない”作品。

コレコレ。
この作品みたいな…(笑)。

ジャニ物だから…じゃなくて、作品のカラー自体が
受け付けない。

ま、クオリティを上げようとして、フィルムトーンにしてるんですけど…
中身が空なので仕方無い。

お子様には楽しいでしょうけどね。

クリスタルケイの牢屋セットには、どん引きでした(笑)。

脚本 ☆
演出 ★★
演技 ★★★
撮影 ★★★
印象度(☆)星無し
総合…8.5点(★☆)

ま。いいでしょ。

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新ドラマ峰打ち7<ヤマトナデシコ七変化

いやあ…この頃、バタバタしてて(謎)、
たいして興味無い作品は放ってました。

なんか前宣伝だけでも、ドーってこと無さげでしたが

予想通りでした。

まあ絢ちゃんは、なかなかのボケ芝居ぶりで
面白いっちゃあオモシロいんですけど…

スターダストさんも、仕事選んであげればいいのに…。

それにしてもTBSさんも、あざといドラマ作ったもんです。

ま、ジャニ企画に乗っかったんでしょうけど。

1つ”だけ”評価するとしたら…撮影チーム。
男前をカッコよく、
スナコの不気味さを、ホラーっぽく…
大変美しい映像を撮ってらっしゃいます。
特に照明チームの仕事は逸品。

漣さんの喫茶店の色合いとか、スナコの部屋の
ローソクの赤っぽい色とか…
下宿の応接間の夕景での逆光の肌の色合いとか…
よく表現できてました。
ってことで…

脚本 ☆
演出 ★★
演技 ★★★
撮影 ★★★★☆
印象度 ★☆
総合…11.5点(★★)

それはそうと…亀梨くんは、どー見ても、
若い頃のキムタクを意識してるでしょ。
仕草とか、芝居自体も。
でしょ。

ま、ええけど。

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2010年1月17日 (日)

ドラマ批評について…ひとこと

えー…今日、録画してた
「コードブルー」第1話を見て…思ったんですが
もしかすると…

しばらく本調子での景気回復が望めないとすると
人気出た作品の続編…
という、アメリカ式のドラマ制作が
もっと広まる可能性もありそうな予感がします。

今季でも、
「コードブルー」「ブラッディマンデイ」「サラ金」など
続編が多い。

春も、この流れが続くようでしたら、
これまで評価対象外だった続編も、対象に入れる予定です。

だって、あっちのエミー賞でも、
◎◎年連続受賞…ってあるもんね。

ただ、シニア向け作品は、従来通り対象外なので
「渡鬼」は、やっぱり対象外です(笑)。

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新ドラマ峰打ち6<宿命1969-2010

タイトル長いから副題カット(笑)。

ちなみに副題が原作小説のタイトルなのね。

さてと…

テレ朝モノにしては、見応えあるなあ…と思えば
ABC×テレ朝×東宝でした。

演出はABC出身の内片はん。

これが、なかなか。

目立って…高額ギャラでヒイヒイ言いそうな役者が
出てないにも関わらず、演出の凄みで見せきってます。

特に評価したいのが、上原はん。
わざとらしくないのに、そこはかとなく…お嬢様。
微妙な芝居が、よく出来ています。

これまでの大作系の政治家のお嬢様といえば
セリフ回しの臭さ、わざとらしさが前に出るし、
世間知らずのアホさも…あざとく見えるんですけど
全く出てません。

一方の小池はんも、後半特に…凄みというか
生命力(!?)を感じました。

そして…北村はん。
やっぱり、大河の経験というのは、すごいモノですな。

これまで脇とか、嫌味ある奴の役が多かったけど、
1年…お殿さんを演じたのが
いいふうに活きてるみたい。
ただ、存在感では…お姫様2人のほうが上ですかね。
今後、キャラが野望を出すにつれて
変わってはいくんでしょう。

脚本 ★★★
演出 ★★★★
演技 ★★★☆
撮影 ★★★★
印象度 ★★★★

総合…18.5点(★★★☆)

大阪人らしい腰を据えた、厚みのある演出も
今後期待します。

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新ドラマ峰打ち5<エンゼルバンク~転職代理人

新ドラマ期待値の際、書いた通りの…

「テレ朝クオリティ」でございました。

ハセキョーも”使いよう”でいい面が出せるんですが
なんかなあ…

何が悪いのか…
ホンか、演出か…やっぱり芝居か…

うーん。

やっぱり「テレ朝クオリティ」(爆)

脚本 ★★☆
演出 ★★☆
演技 ★★☆
撮影 ★★★
印象度 ★★

総合…12.5点(★★☆)

そう。総合的に中途半端(笑)。
そこそこ面白いけど物足りない…批評になってないか(汗)

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新ドラマ峰打ち4<特上カバチ

まあね。チャレンジする事は大事です。

植田さんの勇気…理解は出来ます。

が…それが”いいほう”に出ればイイんですけどね。

ツイッターでも、つぶやきましたが…
「ムー」とか「寺内貫太郎」当時のTBSホームドラマの
バラエティ色出した一連の作品以来の
無茶演出です。

でも、なんか…ちゃうねんなあ。

何が違うか…って。
ツートップの大根ぶり(爆)。

中途半端なのよ。
もっと脇役諸氏のように、ハジケようよ。

ま。そこはさて置き…

作品自体の事ですが、いつも言うように
「日曜劇場」というのは、枠自体が特別だと思います。
休日のラスト…「さあ明日(月曜)からまた1週間頑張るぞ」
と思わせるテイストが必要です。

単発枠の「東芝日曜劇場」時代も、
そういうコンセプトで毎週、放送されてきたはず。

今回の第1話を見る限り…
野球部出身親友どうしのカネがらみのトラブル…
ヤクザに追い込まれて、お水で働く残された妻…
などなど、生臭いネタが、どんどん出てくる。

ま、だからこそ、おバカ演出で、
バラエティ色を含ませたのかも知れませんが…
これが、日曜の夜に受け入れられるか?
甚だ、疑問。

脚本 ★☆
演出 ★★★(いちおう勇気は認めます)
演技 ★(残念…いろんな意味で)
撮影 ★★★
印象度 ★

総合…9.5点(★★)

ま、昨夜の震災ドラマにしても、カバチにしても
桜井君の振り幅の狭さが、よく解かりました。

堀北?…ふっ。

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神戸新聞の7日間

いま、ブログ検索かけたんですが…

あの揺れを経験してる人は、記憶が鮮明に…

経験してない人も、衝撃を受けたようです。

皆さん、視点はいろいろ。

個人的には…種類は違えど、メディアに生きる人間として

あの当時を思い出し…自分たちの
当時の行動の記憶、想いを再確認しました。

神戸新聞、そしてサンテレビ、ラジオ関西、KissFM…
それぞれ被災地のメディアは苦労しながら
地元の人たちに”伝えよう”と必死だった。

”お隣”大阪は…どうだったのか?

エリアの広いAM局、
キー局との関係もあるTV各社…
そして我々FM局…
地元とは違いはあるものの、その”立場”に
苦悩し続けました。

TVや新聞、AMに比べれば、
情報入手機能も ままならないFM局。
「私たちは不要なのか?」
「みんなNHK見てるんじゃないの?」
そんな中、見つけ出した…
「音楽とトークは”心のライフライン”なんだ」

あの時の経験が、中越地震の際にも、
役立ったと思います。

災害時や災害直後のストレートな情報は
やっぱりNHKや地元AMが強いです。
その後、心が疲弊した時期こそ、
FM局の存在意義が発揮されるのでしょう。

若いマスメディアのスタッフにこそ見て欲しい…
そんなドラマでした。

そして、もうすぐ丸15年の瞬間を迎えます。
東遊園地でも、たくさんの竹灯篭に灯りが灯るでしょう。
15歳以上の関西に生きる人は、みんな
あの日を忘れないでしょう。

黙祷。

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2010年1月16日 (土)

もうすぐ15年<阪神淡路大震災

今年も、やってきます。

神戸の人は、この日を過ぎないと、本当の新年には
ならないのではないでしょうか?

KissFMで仕事をしていた当時、特に
そう感じました。

毎年、前の晩はホテルに宿泊し、
夜明け前に局へ集合。

東遊園地へ移動し、取材し、生レポートを入れる。
凍えるような寒さの中、
人々の目の遠くを見つける視線に
ろうそくの赤い光が反射していました。

今年は、海外でも大きな地震が起こりました。

15年という区切りもあり、
大きく取り上げられています。

他人事では無い。

そう他所の方々にも思って欲しい。

毎年恒例ではありますが…以前、HPで執筆した
文章を下にコピペしました。
2001年の1月17日の文章です。↓

続きを読む "もうすぐ15年<阪神淡路大震災"

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2010年1月15日 (金)

新ドラマ峰打ち3<連続ドラマ小説:木下部長とボク

最悪。

いま、放送中ですが…リタイアです。

大宮エリーって、どんだけ大活躍されてるか
わかりませんが、無理っ。

CMとかPVとか出来ても、ドラマは別。

ホン悪い。

演出悪い。

芝居悪い。

いやはや。

板尾は達者。主人公のキャラを的確に理解して
演じてる。でも他がダメ。

細かく解説したい部分は沢山ありますが
腹立たしいので別の機会に。

脚本 ☆
演出 ☆
演技 ☆
撮影 ★★
印象度 (☆)星無し

総合…3.5点(☆)

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2010年1月14日 (木)

新ドラマ峰打ち2<曲げられない女

「まっすぐな男」と「曲げられない女」が遭遇したら

どんなドラマが生まれるのだろう?

なんて思いながら…見ましたわ。

ドかぶり、2日連続でスタートの2つのドラマ。

正直…

菅野に軍配!

録画した人!

もう一度見てください。

まず…彼氏にブチ切れられた直後、
東京タワーを背にした時の、イッキに解放する瞬間。

そして…最後、徳馬師匠に声をかけられた後、
ドアップになった際の表情、

こんな芝居出来る役者、まあ、いませんって。

遊川さんからの宿題を見事クリアしてますわ。
『無表情』のト書きをどう表現するか?

これ、普通に見たら、脚本家は女性だと思うほど
すごく絶妙な女性目線で書けてます。

そして…演出加減と撮影班の工夫。お見事です。

脚本 ★★★★☆
演出 ★★★★☆
演技 ★★★★☆
撮影 ★★★★☆
印象度 ★★★★☆

総合…22.5点(★★★★☆)

※ちなみに…
佐藤隆太は”外へ向かって”真っ直ぐ。
菅野美穂は”自分の内へ”真っ直ぐ。
その違いがあるので、どちらも”それなり”に成立してます。
一見かぶってますけどね。

永作&谷原の道化は…最初、くどいかな?と
思いましたが、主人公がガッツリな分、
あれくらい臭さがあるほうがバランス取れてるのでは
ないでしょうかね。
逆に、いままで見えなかった面が発見できた…
そんな気もしたり。
ただ、谷原が署長って…湾岸署の婦警さんが嫉妬しますな。

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2010年1月13日 (水)

新ドラマ峰打ち1<まっすぐな男

あて書きかな。

佐藤隆太のイメージそのまま。

周囲にいると”うっとおしい”くらい真っ直ぐ(笑)。

痛快という言葉がぴったりなくらいの真っ直ぐ。

三宅さんの演出らしく
すごくヒューマンで繊細な表情も、
あちこちに”ちょこっ”とだけ出しつつ

基本的には、分かり易い対比で描いています。

その方法論は間違いじゃない…でしょうが

何せ、演じる役者が…大根が多くて…。

深きょんも厳しいのに、畳み掛けるように
佐々木が厳しい(笑)。

話のキモなだけに、こりゃ大変。

いいコンセプトな話なので、ホンでカバーできれば
いいんですけど。

脚本 ★★★
演出 ★★★
演技 ★★
撮影 ★★★
印象度 ★★★☆

総合…14.5点(★★★)

※ストーリー自体は気になるので毎週追うつもりですが…。

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2010年1月 9日 (土)

テレビ屋、がんばれ。

さっき、ツイッターでも、ぶつくさ言ってたネタですが

今夜のテレ朝「ディレクターズTV」には閉口しました。

いわゆる雑学ネタ番組なんですが

マニアには、よく知られているネタばかりで

全く新鮮味に欠けてました。

シロウトさんは、結構知らないネタも多かったようですが

この手の鉄道とかの裏ネタ系は

その筋のディープな人たちが視聴する事…

作り手側は、意識してないんでしょうか。

ディープの極み「タモリ倶楽部」と同じ局とは思えない。

おまけに最後のネタが着メロって。

恐らく、営団は広報が乗っかってきて、
あれやこれや…ネタをもらえて取材できたんでしょうが
JRには拒否られて、適当にネタを集めてきたんでしょう。

協力クレジットにはJRも出てましたが
アレは撮影許可とか、それくらいでしょう。

今さら、ロングレール使用を新幹線と同じ技術…
なんてね。

そういえば、昨夜の手品特番…
キッチュ(松尾貴史)さんも、つぶやいてましたな。
マジックの事がわかってない…と。

実際、見てなかったので、批評できませんが
このところの不況、制作費削減で、
制作現場も苦労してるんでしょうが…
安易な制作姿勢をしていると、
視聴者は、どんどん離れていきますよ。

「見るもの無いなあ」
というつぶやきも、よく聞きます。

金が無くても、頭で作る!
愛情持って作る!
ちょっと、視点を変えて…作りません?
で、編成・営業さんも、
文句ばっかり並べず、もっと一緒になって
悩んで、乗り越えて欲しいな。

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遅ればせながら…アバター    (もエクボー…なんちゃって)

ツイッターでも、リスナーさんのメールでも

大好評のキャメロン君の「アバター」。

最近邦画しか見ないんですが…
ネタにでも…と思い、TJOY万代で見てきました。

なんとまあ、公開からしばらく経ってるにも関わらず
ほぼ満員。ま、定員130人程度のスクリーンでしたが。

メガネonメガネで大丈夫かな?と思いましたが
大きめの貸しメガネだったので、問題無しでした。

冒頭から、いきなりの3D立体感。

いままでに無い感覚だったので、驚きのほうが
大きかった。っていうか、スジが頭に入って
来なかった(笑)。

あの新鮮な”違和感”に慣れてきたのは30分くらい
経ってからでしょうか。
後半なんて、逆に立体である事が自然に感じてきて
すごくエキサイティングでした。

吹替版だったので、余計に話の中に集中できた…
とも言えます。
逆に、アレが字幕版だと、目が疲れすぎます。

さて、中身ですが…
もおすごいのなんのって。
ほとんどが作り物の映像って、気が遠くなりますな。
キャメロン君の情熱に脱帽。
おまけに、監督・脚本・製作・編集全てキャメロン君!
仕事好きなお方ですわ。

役者も、ほとんど合成用のモーションキャプチャーで
撮影してたそうですが…仕上がりの画がいいので
その演技性も損なわず、良かったんじゃないでしょうか。

ま、3Dの魅力を最大限に出せた作品でした。
逆を言えば、2Dだと…普通の作品に見えるかも?

だって…コンセプトとか宮崎アニメ的なところが多いし、
ジャパニメーション由来のメカもあったりとか…
言わば…「日本人には見た事あるネタ」満載。

自然を大事に…とか、その土地特有の文化を尊重とか…
ジブリ的。浮く山も(笑)。
あ、昨日「もののけ」チラっと見たのも…ちょこっと
感じた理由ではあるな。

ま、見た目の豪華さは、ハリウッドならでは…
なんですけど、その中身のクオリティとしては
ありふれてる…
残念ですけど、そう評価せざるを得ない。

ただ…
重たいテーマ性を、前面に出さず、
エンタメ性をしっかり出して、
長時間でも飽きさせない…
という料理の仕方は一級品と認めたい部分でした。

あえて、★は出しません。

是非!劇場で!
それも3Dで!
なるべくなら、大きいスクリーンで!見てクダサイ。
だって、
平面で見るより、奥行きある分、
スクリーンが小さく感じましたし。

そうそう。1ヶ所だけ、頭、よけました(恥)。
フイ突かれたなあ…。
全く、3Dを忘れた後半でした。

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新潟日報襲来

ノアさんちでも書かれてますが

新潟日報さんが、ポートのお向かいに
引っ越して来るそうな。

まあ、いま空き地になってるので、
”何か”が来るのは、万代にとってはいい事でしょうが
ただメディアの心臓部が来るだけじゃあね。

万代シテイには含まれないにしても、
この万代の街の1つの要素となる訳ですから
ある種”街づくり”の意味を持って
建物構成をお願いしたいところです。

たとえば…
低層部をショッピングモールにする…とか、
新聞をはじめとする様々なメディアの集積地的な
フロア(ネットカフェとか書店、息の掛かる某局サテスタ、
CD&DVDショップなど)を構成するとかね。
もちろん、飲食店フロアも欲しい。

そういう複合的な観点を持って引っ越して欲しいです。

理想としては…1000人規模のホールとかも。

フェイズが無くなった場所の近所ですからね。

まあ、万代にもLOTSはあるし、車で5分のところには
りゅーとぴあ、県民会館もあるんですが…
街への人寄せとしては、
いい施設だとは思います。

ただ、駐車スペースの確保が問題ではありますが…。

単なる”貸し店舗フロア”での設定だけは
しないで欲しい。

ラブラがあり、アルタがあり、ビルボがあり、BP2があり…
同じようなハコがいっぱいあるだけでは意味が無い。
しっかりコンセプトがあるハコ物として
計画してほしいです。

ただ…巨大な建物が来たら、
隣の大型マンションや、これから建てられる
高層老人ホームへの入居者は、嫌がるやろな。
まともに南側だし。

そうそう。ツイッターでも触れましたが…
是非、四川飯店も戻して欲しい(笑)。

あの素晴らしい”陳麻婆豆腐”をもう一度ォ~♪

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2010年1月 8日 (金)

もののけの声を聞く

なぜか、ウチのPCはちょうどTVと反対側の壁にありまして

PCを使うとTVが見えない、TV見ながらPCできない…

というデスクトップ型。

で、現在TVは「もののけ姫」。

ま、何度も見た作品ですからね。

面白いのが…宮崎アニメというと、本職”以外”の役者を

声優に起用することが多い。

特に、この作品では、多くのキャラが

本職以外の役者陣が声をあてています。

なので…画面を見ないで音声だけ背後に聞いてると

こりゃ面白い。

役者自身の顔が、すんごく浮かんできます。

上條さんなんか、声の存在感、すごいですわな。

後半になれば、黄色い髪の毛の…あの方とか

故・東宝社長シリーズの…あの方も出てきます。

ちょっと変わったジブリ作品の楽しみ方でしたとさ。

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2010年1月 3日 (日)

謹賀新年

賀正。本年もよろしゅうにぃ。
いやね、年末から暫くツイッター付いてて、なかなかブログに戻れませんでしたわ。めっちゃ機動性ありますわ。
フォロー頂く方も着実に増加中。

今年は、ツイッター中心かも?ブログはドラマ批評ばかりになったら、すいません。

とりあえず正月は昨日1日。いつも通り、今日からTC仕込みでやんす。

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