« TVばかりじゃ…踊らねば | トップページ | 日本版エミー賞を »

2009年11月15日 (日)

サザエさんち<21世紀が無くしたもの

これまで”実写版”サザエさんは
何度かありましたが…どれも良くなかった。

今回も見るまでは、たいして期待してませんでした。

けど…これが、なんと良く出来てるじゃないですか。

何よりも、セット、設定、脚本、衣装、そして
芝居の雰囲気まで…40年代の自然さが出ていて
原作の温かさも活かされ、違和感無く
楽しむ事が出来ました。

まあ、観月の大根芝居は仕方無いとして…
鶴ちゃんの波平と竹下さんのフネさんは秀逸。
何よりも、カツオの荒井君とワカメの鍋本さんは
素晴らしい子役。
第3話でのワカメには感動しました。

CX「SPドラマ:サザエさん」HP

監督の中江さんに拍手です。

これまで、昭和レトロといえば30年代を描く作品が
ほとんどでしたが、昭和40年代という、個人的にも
印象深い時代をリアルに描いてもらえたのは
嬉しかった。

”がむしゃら”な上昇志向の30年代から
”ちょっと落ち着いた”40年代というカラーを出すのは
難しかった事でしょう。

40年代といえば、TVの世界でも、
ホームドラマ全盛時代。
あの頃、普通にあった…あの家庭感を
久々に感じる事が出来ました。

逆を言えば、21世紀の今、
一番忘れ去られている所を”さりげなく”
しかし”確実”に”意識”して演出してくれてる…
恐らく、40代以上の視聴者の心には、
あの”ほんわか”したエンディングが確実に
届いている事と思います。

TVのフレームの中の事だけでなく、実社会においても
忘れ去られている様々な事象…
若い世代に気付いて欲しいと切に願います。。。。

脚本 ★★★☆
演出 ★★★★☆
演技 ★★★★☆
撮影 ★★★★
印象度 ★★★★☆
総合…21.0点(★★★★☆)

|

« TVばかりじゃ…踊らねば | トップページ | 日本版エミー賞を »

「映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

まさに、古き良き時代ですね。
こういうものを、アニメ(今回は実写か・・・)で伝えていけるというのは、素晴らしいことだと思います。

投稿: 育毛剤ランキング | 2009年11月16日 (月) 20時35分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/11256/32226370

この記事へのトラックバック一覧です: サザエさんち<21世紀が無くしたもの:

« TVばかりじゃ…踊らねば | トップページ | 日本版エミー賞を »