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2009年10月30日 (金)

例のCD「泉州岸和田だんじり祭」

泉州岸和田 だんじり祭 Music 泉州岸和田 だんじり祭

アーティスト:囃子
販売元:コロムビアミュージックエンタテインメント
発売日:2009/10/21
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早速、「民の謡」さんでオーダーして購入しました。
最近、毎晩聞いてますわ。
おまけで「地車名所独案内」の本も付いてきました。

岸和田だんじり祭 地車名所独案内 Book 岸和田だんじり祭 地車名所独案内

著者:森田玲
販売元:古磨屋
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持ってなかったので、ラッキー♪

さて、前回の記事でも書きましたが…
昭和52年の生録ってことで、やっぱり上手い。
っていうか、今の鳴物が単調過ぎる訳。

CDの解説書にも書かれていますが
当時は、調子の切り替えも今ほど頻繁でないので
音楽としての流れが美しいし、
上から下への伝承がなされていたので
どうあるべきか?という各町独自のスタイルも
よく特徴が出ています。

今や、全国的に有名になり、
自分たちの日頃の鬱憤晴らしの”我がの祭り”から
”どう格好良く見せるか”の”やりまわし大会”に
陥っている地車曳行自体の問題点さえ
浮き彫りになります。

音楽的に見ると、
当時の鳴物がJAZZだとすると、
今のはROCK…って気がします。

幾つかのパターンに従った旋律を繰り返すだけ。

昭和の鳴物は…たとえば大太鼓1つ取っても、
単調にバチを下ろすだけでなく、
合間に絶妙の間で合いの手のような叩き方を
いろんなパターンで聞かせます。
JAZZにおけるアドリブ演奏のイメージ。

最初に1トラック目を聞いた時、涙腺が緩むのを
実感しましたよ。
「ああ、本物の鳴物や。子どもの頃、耳にした
あの鳴物や」…という感覚がぐぐっと蘇りました。

何度も繰り返し聞く内に、気付いたんですが…

当時は、鳴物だけでなく、大工方の”踊り”も
今より、各町特徴があり、しなやかでした。

たとえば曳き出しの録音では
現在、並松だけが踏襲している”きざみ”を
用いないで走るスタイルを、多くの町が
採用していたりします…

先述の、調子の切り替えを頻繁にしなかったり
ゆったりした鳴物中心…というのは、あの
しなやかな踊りをも演出していたんだと思います。

夜間曳行時の地車曳き歌についても
夜の”開放感”が…リアルに感じられます。

21世紀の現代、もう”あの”昔に戻る事は
無いでしょうが…ただただ”遣りまわし”の
緊張感だけが引っ張る祭りから、
”開放感”ある…我がの祭りへと
振り返る、そんな教材になれば…と思わずには
いられない…
いい歴史的録音CDです。

岸和田祭音百景 平成地車見聞録 (CD付) Book 岸和田祭音百景 平成地車見聞録 (CD付)

著者:森田玲
販売元:民の謡
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↑この”平成版”をお持ちの方は、是非、
”昭和版”と聞き比べて頂きたい。
その”違い”は、数分聞いたら…すぐ気付くと思います。

ちなみに、昭和52年といえば…小学生時代。
父親と一緒に、岸和田まで見に行ってました。
市役所の坂も、上がった正面で、しっかり見てました。
余計にリアルに感じてしまうのでした。

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