« 2008年第2期ドラマ各賞発表 | トップページ | チャリ改造計画⑤距離更新! »

2008年6月28日 (土)

新潟モノレール

先日、LRTについて書きましたが

Daaさんから…「財界にいがた」最新号で
モノレール計画の記事が出ている…
と教えて頂いたので、早速購入して
読んでみました。

亀田郷地域センターが提案しているもので
シンポジウムでのプレゼンテーションを
文字起こししたものでした。

これが結構、説得力があるんですな。

現在ある道路上に高架を作って通す…
というのは、結構、大変な感じはするものの、

◆空港、鉄道駅、港、高速道の4交通を繋ぐ
◆観光客アクセスと市民アクセスの両立
◆街のテーマパーク化
◆高さゆえの景観の優位点

といったポイントは、
これまでの単純な2014年問題対策…
つまり新潟駅―新潟空港間のアクセスという
「線」でした考えて無かった各アイデアを
覆すものでした。

魅力的な街づくりにまで…
交通が果たす役割と効果を提案出来てるのは
すごく画期的です。

ただ…問題点が無いでもない。

◆高い高架は、バリアフリー時代に反している
◆利用者以外には、圧倒的な威圧感を持つ
 設置環境によっては、逆に景観を悪化させる
◆モノレールという特殊な軌道なため、
 他の交通機関との互換性が全く無い。

小型化すれば建設も割安…と
トヨタの偉いさんが発言していたようですが、
神戸や東京のミニ地下鉄でもそうですが…
小型化による建設メリットは高いものの、
いざ、大型イベントなど大量輸送を
求めらる場合、輸送量の少なさや、
車内の居住環境の悪さが出てしまいます。

また、無人運転も提案されていますが…
ポートライナーでもそうだったように、
非常時の対応が遅くなる場合も考えられます。

非常時といえば…
高い高架橋を走行するということは…
乗客の避難は難しくなる…ということも
考えないといけません。

結局のところ、
流動的な観光客誘致よりも、
日常の利便性、使いやすさを考えれば
LRTのほうが文字通り「地に足付いてる」
乗り物だ…とも言えます。

高い高架を走るモノレールを作るとなると
駅間距離は…ある程度、間隔を空ける
必要も出てきます。
駅1つの規模が大きくなるからです。

しかし、LRTでは、
簡単な施設で済むので、狭められるし、
新設するにも簡単です。
無人で運転する訳では無いので、
運行システム設計もラクなはずです。

夢、理想としては
モノレールは素晴らしいアイデアであると
思いますが、鉄道の性格を良く知ってる
身からすると、建設コスト、運行コスト、
利用の便の良さなど…総合的に見ると、
現実的とは言えないと思えました。

あと…思った事は…
どんな交通システムであれ、
いい「器」を作っても、
使いにくいと、どうしようも無い…ということ。

具体的に言えば、運行間隔です。

便利なところを通しても、それが
20分間隔では、ダメ。
「バスのほうが早く着く」
「車なら待たなくていい」
そう思わせない事が市内交通には大事です。

最低でも10分間隔、できれば6,7分間隔が
我慢の限界だろうと思います。

2014年まで…あと6年。
果たして、どんな交通システムを導入
するんでしょうか?

結局、銀バス天国に変わり無かったりして?

|

« 2008年第2期ドラマ各賞発表 | トップページ | チャリ改造計画⑤距離更新! »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

ありがとうございます。
新潟の場合は…道の広さの関係で難しそうな気がしますが…。
同じバスなら「今のままでいいじゃん」って事にも…。

投稿: ふぐ | 2009年7月24日 (金) 16時23分

名古屋市がやってるガイドウェーバスはどうでしょう?
高架を建てる必要がありますが、バスであればメンテコストがぐっと下がりますよ。

投稿: 通りすがりの新潟県人 | 2009年7月23日 (木) 15時03分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/11256/21934551

この記事へのトラックバック一覧です: 新潟モノレール:

« 2008年第2期ドラマ各賞発表 | トップページ | チャリ改造計画⑤距離更新! »