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2008年2月16日 (土)

ふぐのここが気になる<アナウンサーになるには??

今朝、家でパライソ聞いてたら…
「ココが気になる」で、アナウンサー志望の学生の
話が出ていました。

で、ちょっと気になったんですが…
彼女、アナウンサーなんですか。

そういえば麻理ちゃんも、以前日報に載った時、
肩書きが「フリーアナウンサー」でした。

んんんん。
FMでしゃべる人は…職業DJという概念が
焼きついていたんですが…ちょっと事情が違うようです。

このへんの事は…たぶん書くと長くなるので
下へ移しましょう。

FM=DJという考えは、やっぱり802育ちだから?

ま、本来の意味のディスクジョッキーと呼べるのは
今や、ヒロTくらいでしょうか。
つまり、ディスク=レコードを自在に操る…
ワンマンスタイルで放送する人の事。

地方FM局では、必要に迫られて(人が少なく)
ワンマンスタイルでやってるところも多いでしょうが
自在に操る…という意味でのプロのDJって
ごくわずかでしょう。

音楽に精通していて、放送システムを理解できて
自らを演出できて、リスナーとの信頼関係を構築
出来る…で、1人で操れる器用さがある…。
知ってる限り、糸居五郎さん、ヒロT、そして
江越哲也さん…
まあ、最近他局の事は知らないので、解かりませんが
たいていの場合、ディレクターや構成作家がいて、
DJと呼ばれる人は、ブースの中でしゃべるのに
専念してるでしょうね。
※大瀧さんや佐野さんは、本職がミュージシャンだし。

そうそう。
ラジオでしゃべれる…という意味では、
DJというのは、アウトプットの1つであり、
役者でも、ミュージシャンでも、アナウンサーでも
DJは出来る…とも言えます。

アナウンサーでも故・松宮一彦氏などは
DJとしても優れた人でありました。

逆を言うと、今朝紹介されていた
「アナウンサー志望」という学生さんたちは
何か誤解している部分も多いと思うのです。

たとえば…アメリカの場合、
ニュースを読む人(アンカー)や
現場から伝える人は…報道記者です。
アナウンサーという「職業」というと、
番組冒頭の
「●●NEWS FROM NEWYORK」など
短いナレーションを読む人のことだったりします。

局アナは、表に出てカッコいいというのは
ちょっと違う訳です。
アナウンサーは、記者やディレクターが書いた
原稿を忠実に、正しく「読む」のが本職です。
イベントなどで、行事が滞りなく進むように
司会する事も重要なお仕事。
いわゆる「パーソナリティ」「DJ」等の仕事は、
そこから派生して担うもので、ごく一部な訳です。

そこで、視点を変えて考える事をお奨めします。

そう。何がしたいのか?

正しい日本語を自在に操る…ならアナウンサーでしょう。

事件を追い、市民に伝えたい…なら報道記者でしょう。

自分の言葉で人々に語り掛けたい…ならDJでしょう。

いろんな音楽を選んで聞かせたい…ならディレクター。

さらに言うなら、局アナという選択肢は極めて狭い。
キー局の新人アナでさえ、年に数人しか採用されません。
局アナ以外では…
局契約や番組契約の外部レポーター、
プロダクション所属のフリーアナウンサー、
アニメなどの声優、ボイスタレント、芸人、
もっと遠回りで…
DJオーディションを受けて、番組単位での契約。
まず、現場ADからディレクターを目指しつつ
おしゃべりを習得して、DJへ進む…

とにかく、しゃべれるから局アナ…というのは
この業界についての勉強を怠りすぎです。
どれだけ狭き門か?
採用されれば奇蹟と思う方が現実的な業種です。

そうは言っても、夢を捨てろという意味ではありません。

若いリスナーからのメールでも、たまに来るのは
「将来DJになりたいですが、どんな勉強をすれば
良いですか」という中身…

んなもん、「がむしゃらに生きろ」としか言えません。

生放送のDJというのは、様々な音楽をOAし、
様々な情報を伝え、様々なリスナーからの
意見、相談、問い合わせに答える義務があります。

ということは、即座に対応するための
反応速度の速さと、知識の広さを必要とします。

そのためには、人一倍の「社会経験」と「知識」が
必要となるわけです。

自分の世代で通用する話題だけではダメ。
両親世代の嗜好、他地方、世界の出来事のチェック、
いろんな業界の事情、一般常識…
一般的に「引き出し」と呼ばれる…
幅広い知識があって初めて、生放送に対応出来ます。

そして、一通りの知識があっても、日々勉強です。
「今」何がトレンドか?スポーツは誰が注目の人か?
最新音楽は何か?…という「今」の情報。

さらに…自分が「しゃべる」局があるエリアの事。
たとえば…関西から新潟に来たとすれば
最初の難関は「地名」、そして「地理」、
新潟独自の「言葉」「文化」「風習」「歴史」…

とにかく「話術」以外に必要な事のほうが
極めて多いのです。

10代から「DJ」の為の自主トレするくらいなら、
いろんな知り合いを作って、いろんなバイトをして、
いろんな本を読み、CDを聞いて、映画を見て、
雑誌、新聞を読んで、スポーツをして…
ということに努力するほうが、よっぽど近道です。

「引き出し」が多いほど、話術に広がりと深みが増し、
自ずとオーディションに受かりやすくなるはずです。

「大きな夢」を持つのは大事ですが、
「夢」を実現させるには、それなりの「正しい知識」と
「人一倍の努力」が必要だ…
というのが、私流の「答え」です

が、何か?

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